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スピーキングを上達させるには

2023/09/27

スピーキングの上達には、リスニングが不可欠です。間違って聞き取ってしまうことが、同時にスピーキングの問題になります。

リスニングの基本ルールを思い出しましょう。

わたしたちが話す場合の大きな問題点は、リズムです。日本語は音の強弱がなく、平坦なことばです。そのため、rとlの音の違いができても、伝えるメッセージに音の強弱のリズムができていなければ、あなたのメッセージを相手に伝えることは難しいでしょう。


スピーキングを上達させるには・・・

  • 英語を聞いて繰り返す。
  • リズムにのって発話する。
  • 聞き手がイメージできるように発話する。

▼英語を聞いて繰り返す。

英会話には、提案、要求、賛成、反対など、会話の目的に合わせた基本表現があります。その基本表現を聞いて繰り返すことで、暗記しながら、自分が使える表現にしていきます。


▼リズムにのって発話する。

英語のリズムを学習するのに、足や手で拍子をとり、ラップミュージックのリズムに合わせて発話していくなど、自分に合うやり方でリズムにのって発話する方法を習得していきます。


▼聞き手がイメージできるように発話する。

聞き手がイメージできるように発話するとは、英語のアクセントをしっかりつけて伝えることです。

例えば、私たちが海外にいて、マクドナルドのハンバーガーを食べたいと考えた時、
Where’s McDonald’s?
とたずねるでしょう。しかし、1回で通じることは難しいはずです。
理由は、日本語にあるカタカナ語として伝えているからです。

では、日本方式の英語と実際に通じる英語の違いをMcDonald’sの発音で見ていきましょう。

左側が日本方式の誤った発音で、子音+母音のマ(ma)ク(ku)ド(do)ナ(na)ル(ru)ド(do)で発音し強弱のリズムがありません。これに対して、右側の正しい発音は、弱強弱のリズムでDoにアクセントをつけて伝えます。

(誤)Makudonarudo ⇒(正)McDonald’s

このように、伝わらない一番の理由は、アクセントです。
ネイティブスピーカーが、どのように発音するのかを聴きながら、アクセントをつけて話す訓練をしましょう。


リスニングとスピーキングは表裏一体です。
「聴く」「話す」を繰り返すことで、どちらも上達します。


川島多加子

サンフランシスコ州立大学大学院英語教授法で修士(MA/TESOL)を取得後、日立外国語研修所、日立総合経営研修所などのマネージャを歴任し、2011年より日立グループコーポレイト施策若手海外派遣プログラムの企画・運営マネージャをつとめ、毎年1000名の若手人財を様々な海外プログラムに派遣した。日本では数少ないATD (formerly, ASTD)* トレーナー資格も有している。日立を定年退職後は、著名大学の非常勤講師として英語や異文化を教えている。社会活動は、NGO生命の碧い星理事(国連担当)として2020年まで活躍。2005年、2010年、2015年の国連欧州本部での青少年による平和の提言の司会や学生のスピーチを指導。
*Association for Talent Development (formerly, American Society for Training&Development)

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